芋の露連山影を正しうす(飯田蛇笏) | ||
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虚空蔵山(こくぞうさん) | ||
![]() 焼津市の中心から虚空蔵山に向かう途中、橋を渡ります。 子供の頃の2月23日は、浜当目の弘徳院のダルマ市に行くために、沢山の人がその橋を渡っておりました。 海からの冷たい風が橋の上を吹き抜ける中をほとんどの方が歩いて行くのです。 寒いなかに、そこまで来ている春を感じながら。 ダルマ市が終わると間もなく春の便りがとどきます。 ダルマ以外にも、美味しいお菓子を買う楽しみもありました。 コロンと赤いダルマが入った透明のビニール袋とお菓子を手にもって帰ります。 虚空蔵尊ダルマ市 2月23日、浜当目の弘徳院で行われます。 「京都嵐山」「焼津」「伊勢朝熊」と並ぶ日本三大虚空蔵尊のひとつで、 家庭内安全を願いダルマを買う人で賑わいます。 毎年、送りダルマと言って2月13日が古いダルマを納める日。 迎えダルマと言って2月23日が新しいダルマを買う日。 虚空蔵山山頂には船舶無線電信発祥の碑などが有り、そこから見る焼津港や市街地は絶景です。 山頂の香集寺は815(弘仁6)年創立古寺で、 本尊の一木三体像は聖徳太子の作といわれています。」(焼津市観光協会より) 弘徳院(曹洞宗寺院)浜当目1727 (虚空蔵山のふもと) ビキニ環礁での水爆実験で被爆をうけた第五福竜丸の久保山愛吉氏のお墓があります。 香集寺(仏教寺院)浜当目1727 (虚空蔵山、山頂にある寺院) |